ポテのアトリエ

potte*botte

イラスト Le jardin de LUMANI リュマニの庭   



この欄では、最近販売完了した絵・イラスト(原画)を一点づつ紹介します。
過去の作品は右枠のポートフォリオからご覧いただけます。




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透明水彩、アルシュ紙 約255×355mm 2014年8月作

ポテとゆきだるまんが南仏の民宿で朝食を摂っているところ。
実際に作者が訪れたことのある民宿です。

余談ですが、この宿には大きな敷地を我が物顔で暮らす(オレ様猫)コメットがいました。
たった二日間の滞在だったのにも関わらず彼は強烈な印象を残し後に「コメットの肖像画」という絵を私に描かせることになります。
その絵は今アトリエで私を見守ってくれているのです。
枯れ葉の上でゴロゴロしたり大きなマロニエの木に登ったり、、なんて素敵な猫生!
全ての猫がそんな風に暮らせたら良いのだけどね。。

私が民宿で感じた光、そして自由な南仏の空気、そんな雰囲気が絵から伝わるかしら?



「ポテとゆきだるまん」は私のライフワークです。
本作品はこのテーマの中で(透明水彩として)一番大きいサイズで制作に約3週間費やしました。

ネット販売(Creema)にてお迎えいただきました。
参照:Creema

この絵は現在、四国の某病院に展示されています。
この他にも二点同時にお迎えいただき、通知が届いた時は本当にびっくりして体が震えました。
なぜならネット販売でそれくらいの価格の原画を販売できている画家はほぼいないからです(私が知らないだけだったらごめんなさい)私もほぼ不可能と思っていたので、売れないならば私があの世に旅立つときに一緒に処分してもらおうと思ってました。遺作になったって何の意味もないじゃないですか。この作品はちゃんと価値がわかる人の元に私の手元から旅立たせたかった。

その願いが叶った・・・・・゚・(つД`)・゚・

色が見えてくるのを待ち、描いては筆をおき、じっと眺めの繰り返しでした。
水の浸透具合を見ながらちょっとづつ筆をおいています。だから他の誰にも出来るはずがないのです。
その時においての私の持つ技術をぎゅっと詰め込んだ絵でした。

本音を言うと時々イベント出店で虚しい気持ちになる。
こんな風に時間をかけて労力と精神力を注いでも売れにくい。大きい絵はとりわけ。
なのでどうしても小さい絵になっていく。私もそうだった。
でもサイズというのはとても重要である大きさでないと表現しきれないことってあるのです。
サイズを考えるところから絵ははじまっているんですよ。

本作品の販売経験は、ひとつのターニングポイントになったと思います。
心に忠実であることを思い出させてくれたってことかなぁ。。

いろんな縛りから解放されてもっともっと真剣に探求したくなりました。

category: Chats / 猫絵

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